
こんにちは。ninatte九州事務局のちまきです。
突然ですが、何かものすごく好きなモノがあったとして、あなたはそれに関する想いを、冊子にしようと考えたことはありますか?
ある!という方は、これをご存知かもしれない。
ない!という方も、知っておいて損はない。
「ZINE(ジン)」
というものが、最近巷を賑わしているのです。
一見するだけではなかなか想像がつきませんが、由来が「magazine」「fanzine」のZINEの部分と分かれば、なるほど…!となります。
ZINEとは個人制作の小冊子全般を指し、テーマも形式も、なにもかもが自由。様々な創作への熱意を持った人々が、思い思いに ”その熱量を形にしたもの” とも言えます。
ninatte九州は興味津々です。創りてさんの創作への想い、たくさん知りたいです!
ZINEももちろん気になる!どんな方が、どんな分野のどんな冊子を作っているんだろう?
ということで、たくさんのZINEに出会えるという、ZINEフェス福岡に行ってきました。
筆者はこういった販売イベントに初めて足を踏み入れたのですが、結論から申しますと、非常に衝撃を受けました。「いろんな人がいるなぁ」では済まされないほど、「いろんな人」が集結しておりました。
一つのコラムではまとめ切れないため、複数回に渡って、この衝撃をレポートとして記していこうと思います。
福岡国際会議場にて開催された、ZINEフェス福岡。

出展人数は、なんと200人。
所せましと並んだ各ブースには、多種多様な世界が飾られていました。
そして入場してすぐに、筆者は見つけます。

かばさま……!
先日ninatte九州が取材させていただいた、豆えほん作家さんです!
「被り物、いつも被っていらっしゃるそうです」と、取材担当のライターから聞いてはいたものの、いざ実際にお目にかかるととてもテンションが上がります。
「かばさま」のブースには、豆えほんがいっぱい!

すべて手作りとは思えないほど、精巧な製本で感動しました。
ちょうど同じタイミングでブースに来ていた方も、「手作り」と聞き、とても驚いていましたね。
筆者は西鉄宮地岳線をモデルとした絵本『おわかれ電車』を立ち読みし、さらに感動。そのまま購入!
『おわかれ電車』~事務局にあった青添え~

このサイズ感、とってもかわいいです。
「取材記事、確認するのでもう少し待っててくださいね」とのことで、もう少ししたら、かばさまの記事が投稿できるかと思われます。(ninatte九州では、記事の公開前にご本人様に本文を確認していただいています)
この小さな絵本には、驚きの技術がふんだんに注ぎ込まれています。どのようにしてこの絵本が作られたのか、ぜひご覧になってみてくださいね。
※「かばさま」の素顔は、近日公開のninatte九州で!
会場には他にも、旅行記、写真集などをはじめ、
ビリヤードの手引き、全国の交通系ICカードまとめ、似顔絵描きます、などなど……。多岐に渡るジャンルの創りてさんが、個性的な出展をされていました。
独特で唯一無二の視点に、そんな世界の見方があったのかと驚くばかりです。
そして皆さん、作品を紹介してくださるときの表情がとても素敵でした。好きなものについて話している方は、本当に魅力的です。
次回は、筆者が個人的に衝撃を受けた作家さんを紹介します。ZINEを買ってみたい方も、創ってみたい方も、ぜひ参考にしていただけたらと思います!
【ZINEフェス福岡(ZINEとクラフトマーケット)】
2025年9月27日(土)福岡国際会議場にて開催。
次回開催は、2026年4月19日(日)
開催時間:11時-16時
入場料:500円
場所:福岡国際会議場 2階多目的ホール
〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2−1
詳細:https://note.com/bookcultureclub/n/ndad992be0cf3#5ce39c3f-0400-4c83-a610-13a32ecac9a0
この記事の執筆者

ちまき