こんにちは!ninatte九州事務局のあいです。

今回は、去る2025年11月30日、あの筥崎宮参道で行われた注目のイベントについてお話しします!
その名も、「BLUEWAYー私たちが創造する青の道 2025ー」
地元のクリエイティブチーム「箱◯道(はこまるどう)」と、アーティスト「銀ソーダ」さんによる共同企画です。

勝利の神様としておなじみの筥崎宮。普段から放生会や蚤の市、パンフェスなどで賑わうこの場所ですが、この日はいつもと少し景色が違いました。
銀ソーダさんのライブペインティングによって、厳かな参道が鮮やかな「青」に染め上げられたんです!

「青」に込められた、箱崎の未来図

銀ソーダさんご本人にお話を伺うことができました!
実は私、昨年もこのイベントでお話を伺ったのですが、その際におっしゃっていた「青」のテーマは、宇宙へと続く「無限の可能性」でした。
3回目を迎える今年は、そこからさらに一歩進んで、「道ができて、街になっていく」というお話しも。

これって、まさに箱崎そのものだと思いませんか?

現在、このエリアでは九大箱崎キャンパス跡地の開発が着々と進んでいます。
歴史ある門前町と、新しい開発エリア。 「青=まだ見ぬ未来の色」として、箱崎がこれからどんな新しい発展を遂げていくのか。
銀ソーダさんの描く青い道を見ていると、この街の可能性にワクワクが止まりません。

ひとまず完結。でも、次への期待も…?

実はこの「BLUEWAY」、今回で一旦の区切りとなるそうです(寂しい…!)。
でも、ご本人からは「お声があれば、また開催することもあるかも?」なんて、期待せずにはいられない言葉も。
街の進化と共に、またいつかこの青い道に会えることを願って、みんなで声援を送りましょう!

ちなみに、今回使用された美しい青色の絵の具は、画材メーカーの「ホルベイン」と銀ソーダさんのコラボで誕生した特別な色なんだとか。このこだわりも素敵ですよね。

嬉しい再会と、アートに触れるワークショップ

会場ではライブペインティングだけでなく、様々なワークショップも開催されていました。

そこで嬉しい再会が! 以前、リソグラフ印刷所「Y’ALL WALL」にお邪魔した際(※こちらのレポも近日公開しますね!)、偶然お見かけしたアーティストのはなだまりこさんが出展されていたんです。

早速ブースへ! 絵がお上手なのは言わずもがなですが、アンティーク調の風合いがたまらなく可愛い…。独特の世界観に惹き込まれ、しっかりグッズもチェックしてしまいました。

こちらがリソグラフ印刷で刷られたカレンダー。紙質もインクの風合いも、リソグラフ印刷特有のカスレも可愛い…はなだまりこさんの絵の風合いにとっても合っています。

今回3歳の子どもにワークショップ体験をさせていただきました!このカレンダーに自由に色を塗ります。
(ベビーカーから決して降りないとだだこねる子どもにも優しく対応してくれるはなだまりこさん…ありがとうございました!!)

子どもの色塗り。うん…、あーえーっと、うん、大胆!(やっと褒め言葉が見つかった…!!)
来年のカレンダーができました♪♪こういう、1年が1目で見れるカレンダーも1枚あると助かりますよね!

はなだまりこさんのInstagramはこちら⇒@marico_hanada

ワークショップをしていたら、子どもの園のお友達と遭遇。
九大の学生さんが運営されているという「あーとみーと」のブースで絵付けイベントのWSに参加してきたとのこと。

子どもの作品って素敵!!さらに小さなイーゼルまでついていたようで、そのまま家に飾ることができるよう!
もう立派なアートですよね。

ちなみにあーとみーとでは筆者の子どもも去年ワークショップ体験させてもらっており、陶磁器を焼成する際にでる廃材(ハマとよばれているようです)に色を塗らせていただきました。(※写真は去年の様子)

用意してあったインキで色を付け、しばらく時間を置いて完成…!

家に飾らせていただいてます♪
アートにたくさん触れられるイベント、いいですよね。

また先日取材させていただいたノビシロ珈琲の大城さんも、このイベント用にブレンド珈琲を作られています。
普段は作られない、大城さんのブレンド、気になります…!!(こちらはまた詳しくお話しを伺えそうなので、別コラムで紹介させていただきます!)

ノビシロ珈琲さんの記事はこちらをクリック

そして今回のイベントでは、缶バッチスタンプラリーというのもされていたようですよ。はなだまりこさんのワークショプに参加したら、いただけました。可愛い。

アートと歴史、そして未来への希望が交差した1日。 青く染まった参道を歩きながら、ますます箱崎という街が好きになった筆者でした。

コラムで伝えきれなかったライブペインティングの様子を動画にしました!
Instagramリール動画はこちら

創りての歩み
思い出の銭湯で新たな創造を アーティスト『銀ソーダ』
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アーティスト・銀ソーダ  『大學湯』で、この場だからこそ創り出せるもの
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珈琲屋はエンターテイメントと同じ。人と人とをつなぐ空間を自然と作り出す ノビシロ珈琲 大城 遼平さん

  

この記事の執筆者

2児の母。医療職、デザイナーをしています。
取材、執筆にも挑戦。その人の人柄、その人の持つストーリーをしっかり伝えたいと思っています。
表現することが好き。直体験が好きでイベントや展覧会、劇にもよく足を運びます。

周りの人々に助けられて生きる日々。
Instagram:@ai_to_eye_design