塩井 一孝 展「偶然のランドスケープ」

以前取材させて頂いた、写光石アーティストの塩井一孝さん(@kazutaka_shioi)の個展が開催中です!

開催日時2025年10月4日(土)~10月19日(日)
10:00-18:00
開催場所みぞえ画廊 福岡店
ウェブサイト・SNSKAZUTAKA SHIOI

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塩井 一孝 展「偶然のランドスケープ」
会期 2025年10月4日(土)~10月19日(日)
時間 10:00-18:00 会期中無休
場所 みぞえ画廊 福岡店

【イベント】
アーティストトーク「インドネシアの光と風の記憶」
日時 : 10月5日(日)15:00~
海外での滞在制作の経験を振り返ります。

【ステートメント】
近年の東南アジアでの滞在制作は、火山や湖、熱帯雨林の風景、人々の暮らしや宗教観との出会いを通じて、人間がいかに環境によって形づくられる存在であるかを強く意識させられた。そこで生まれた表現は写真やコラージュ、鉄による造形など多様な姿をとって現れた。それは綿密な計画による制作ではなく、偶然に生じる歪みや必然的な制約を受け入れながら光や空気、音の記憶を形にしようとする試みであった。「偶然」とは単なる予期せぬ出来事ではなく、条件に左右される存在の不確かさをも含んでいる。必然と偶然のあいだに立ち現れる風景を探りながら、自身の経験がどのように作品として生成されていくのかを提示したい。

【プロフィール】
塩井 一孝|しおい かずたか
1987年宮崎県生まれ、福岡県宗像市在住。福岡教育大学大学院修了。人と自然の関係性をテーマに作品を展開している。主な展覧会に個展「Light of Langsuir」マレーシア国立美術館ランカウイ(マレーシア、2024年)、グループ展「Re-aksi」Soemardja Gallery、バンドン工科大学(インドネシア、2025年)等がある。2022年に作品《写光石の標本》が世界遺産 宗像大社に奉納された。現在、九州大学・福岡教育大学 非常勤講師。

この記事の執筆者

ninatte事務所

ninatte九州の運営事務局です。銭湯跡地、旧梅乃湯を拠点に活動中♨事務局ライター数名で日々記事を更新しています。

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写光石 アーティスト塩井一孝

福岡県宗像市

立体的な写真作品である『写光石』を手掛け、見えない・質量のない“光”に、“石”という支持体を与える。

イベント一覧
くるめ絣のあずま袋つくり

福岡県の伝統織物「久留米絣」を使ったワークショップ
10月17日(金)10:30〜15:30
梺ベース

【開催終了】津屋崎千軒 手づくり市

津屋崎で年に1度だけ開催されるイベントです!
10月12日(土)11:00〜15:00
藍の家とその周辺

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