「看板娘はお母さん」地元に愛される手作り和菓子のお店『徳康饅頭』

取材で訪れた福岡県行橋市。

JR行橋駅周辺を歩いていると、味のある暖簾に目を惹かれました。

1個90円という驚き価格の蒸し饅頭を中心に、大福やおこわの製造・販売を行う『徳康饅頭』さん。

お母さんと娘さんのお二人が明るく出迎えてくださいます。

店内には何種類ものお饅頭がありました。
(丸いお饅頭はあんこ入り、少し平たいお饅頭にはあんこ無し)
あんこ以外は砂糖不使用。

はちみつや黒糖で甘さを出しているとのことでした。

着色料も不使用で、このきれいなオレンジ色は人参、緑色はよもぎの自然な色です。

更には添加物も不使用だというお饅頭。

「食べきれない分はラップに包んで冷凍できますよ」とアドバイスもくださいました。

お店の歴史が始まったのは32年前。

お母さんは元々美容師で、結婚を機に家庭に入ったそうです。

ご主人との別れがあった後に、地元が行橋だったこともあり、この場所にお店を構えたと言います。

「うちは母が看板娘なんです。母がちょっと裏に行っているだけでも、お客さんからは『おばちゃんは?』って」

ニコニコと話す娘さんと、静かに娘さんの話を聞いているお母さん。

二人が作るなんとも心地いい温かい空気が、お店のファンを増やしているのかもしれません。

徳康饅頭

住所:福岡県行橋市中央3丁目3-15
営業時間:8:00〜17:00
定休日:日曜日

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徳康饅頭

所在地:福岡県行橋市中央3丁目3-15

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