【体験情報】宗像きら組子(時安建具店)に触れてみませんか?

新しいスタイルの組子「宗像きら組子」とは?
“気楽に・気軽に”組子に触れてほしいという想いから「宗像きら組子」と名付けました。
九州では小倉組子、大川組子、全国でも江戸組子、信州組子、と地区ごとに組子の伝統はあるのですが、私たちは宗像から気楽なものとして組子を発信していこうと約4年前から宗像の地域ブランドとして「宗像きら組子」を始めました。
一人でも多くの人に組子の魅力が伝わることが大事だと思っているので、“気楽に・触れられる”組子を制作しています。
特にピアスやイヤリングなどは「眺める組子から身につける組子」をテーマに、建具職人が組み上げています。
どんなきっかけで組子細工に取り組むことになったのでしょうか?
私たちは建具屋として1928年(昭和3年)に創業し、95年程の歴史があります。
ですが時代の変化とともに建具の需要が減り、建具屋としては衰退していくとわかっていました。
幸い、息子(4代目)が家業を継ぐという意思表示をしてくれたので、「だったらこれを機に組子細工を本格的に始めよう」と設備投資をして機械を導入しました。
人手も少ないので、ある程度は機械化して組子細工の制作に取り組んでいます。

時安建具店 4代目・時安将平さん
「宗像きら組子」で繋ぎたい想いは?
組子細工も今は需要が少なくて、衰退しつつあるものなんです。
さらに、組子細工は敷居が高くとっつきにくいというイメージが強い。
だからこそ、自分たちに何ができるかということで、まずは若い人や組子細工を知らない人に手に取ってもらう。
そして、いずれは“建具にも組子を”となればいいなと思っています。

組子の「体験教室」もやっているので興味がある方は是非体験してほしいです。
小学生位の子供さんでも取り組めるものもあります。
気楽に・気軽に、組子に親しんでもらえたら嬉しいです。
ライター:宮原咲希
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体験概要:組子のコースターやアクセサリー作り
所在地:福岡県宗像市原町2061-2
※体験教室・ワークショップでは、材料の用意が必要なため事前のご予約が必要です。
お問合せ等詳細はホームページをご覧ください。
※ホームページはこちら
この記事の執筆者
ninatte九州の運営事務局です。銭湯跡地、旧梅乃湯を拠点に活動中♨事務局ライター数名で日々記事を更新しています。





