こんにちは。ninatte九州事務局の晴れ太です。

今回は、3月7日に開催された、楓のはんこさんのワークショップ『消しゴムはんこで浮世絵体験』のレポートをお届けします。

消しゴムはんこ作家である、楓のはんこさん(以下、楓さん)をお迎えし、会場はninatte九州の事務所である、ここ旧梅乃湯。
ninatte九州スタッフ代表として私、晴れ太も参加させていただきました!


インクをつけて、ぽんっと押すだけ。

消しゴムはんことは、消しゴムに絵やデザインを描き、彫刻刀などで線を残すように削り余白を整えたもの。
今回のワークショップでは、楓さんの彫った様々な消しゴムはんこへインクをのせ、トートバックにスタンプするという体験にチャレンジ。
(自分でスタンプしたトートバックは持ち帰ってOK!)

工程としては簡単なのに、絵を描くことが苦手な私でも、絵が、描ける!!
(実際には、はんこを押してるだけですが…(笑))

これなら子どもや、絵が苦手な人も、簡単に絵を描く楽しさを味わえるのではないだろうか…。
そして、『自分の手ではんこを押す』という工程があるからこそ、大人の方も楽しめるのでは!と感じました。

当日会場にあった消しゴムはんこの全てが、なんと楓さんの手彫りはんこなんです!

長年の技術が詰め込まれ、丁寧に彫られたはんこたち。
実際に手に取って見てみると、その繊細な彫刻に驚きました。

銭湯跡地に、大小さまざまな消しゴムはんこが並べられていきます。


ワークショップ開始

まず、実演を交えながら、楓さんが丁寧にはんこの押し方を説明してくれます。

……ほっ、これなら難しいことが苦手な私でも安心。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」のはんこを、無地のトートバッグに押していきます。

ただ押すだけではなく、綺麗に色が出る順番、消しゴムはんこによって押す角度や押し方も異なります。
そしてこの大きさの消しゴムはんこを押すことなんて、人生であるでしょうか……(レアな体験(笑))

一見、同じものに見えても、彫られている箇所が微妙に違っていて、
葛飾北斎のダイナミックな波を表現するために、それぞれを順序よく色を重ねていきます。


消しゴムはんこを押すだけ――。だけど、これが案外難しい……。

少しでもズレたら、直前に押した柄と綺麗に重ならないし、
インクの付きが甘かったり、押す力が弱かったりすると、綺麗に色が乗ってくれません。

色をいくつも重ねて出来上がっていく様子に、会場の全員が釘付けになります。

楓さんにコツを教えていただきながら、一つ一つ、丁寧に押していきます。

インクなので、布に色が写ればやり直しや修正は出来ません。
私も他の参加者の方も、押す瞬間は集中しすぎて無言でした(笑)

色の付き方ひとつでも、絵の雰囲気が一気に変わっていきます。
各々、自分の好みにあった「富嶽三十六景」を生み出していきました。

最後に「葛飾北斎」の文字を赤色のインクで乗せて……、完成です!!

難しかった……、けれど、凄い達成感!
絵が苦手な私でも、有名浮世絵の再現ができました!!


世界で一つ、自分だけの作品に

ここからは、余白の部分に好きなはんこを押しましょう。というわけで……、

はんこを選び放題、押し放題です!!!

イラストチックで可愛らしいものから、お花などの風情のあるものまで。
自分の気に入ったはんこを、自分の好きな場所に、好きな色で押せるワクワク感。

そのはんこで実際に押した見本があったり、試し押しで紙に練習も出来るので、仕上がりのイメージがしやすかったです。

気づけばインクトナーや消しゴムはんこが、次々と机の上に……。

子供の頃はお絵描きをよくしていた人も、大人になって色を乗せて絵を描く機会って、あまり無いのでは……。
自分で画材を買うのも足が重くなるし、お仕事をしているとそもそも描く時間も無かったり。

短時間でこの達成感を味わえることが、消しゴムはんこの魅力の一つなのかもしれません。

そして、自分だけのトートバックが完成しました!

持ち帰って改めて見てみると、「ちょっとシンプルすぎたかな」と少し心残りが……(笑)

そう思うほど、自分が夢中になってこのWSに参加していたのが分かりました。

子供から大人まで夢中になって楽しめるワークショップ。
もう一度、自分の作品を生み出しに行きたくなりました。

【Instagram】
楓のはんこ:@kaedenohanko123


楓のはんこさんの記事もぜひご覧ください。

創りての歩み
ひと押しに宿る、ぬくもりと物語。 消しゴムはんこ作家 楓のはんこ

  

この記事の執筆者

好きなものは水色、青、空、海、パピコ。
短い文章を書いたり、読んだり。
1人のときは常にイヤホンをつけて音楽を流しています。
最近はココアシガレットの空箱を職場に溜め込むのがマイブーム。